おしりから出たうんち

buriburidaiou’s diary

適当にかいてます

テスト用紙

f:id:buriburidaiou:20180228083327p:plain
小学校低学年の頃の話です。

私は毎日先生に怒られていました。

たまに理不尽な事で怒られることもありました。

だから先生が嫌いでした。

幼い私は先生やクラスメートが敵に見え

誰も自分の味方はいないと感じていました。

何でやっちゃいけない事がわからないんだ。

考えて行動しろ。と怒られた時

私はこの「考えて行動しろ」の意味がわかりませんでした。

当時、私は考えるって何だろうと思いました。

そしたらみんなが怖く見えてきました。

みんな何かやる時にいちいち考えてるのか。

そんなの自分には無理だと思いました。

私は劣等感を感じていました。

ある日のことです。

テストが返却されました。

この日何故かは覚えていませんが

ビリビリにテスト用紙を破いた。

いつも通り先生に怒られました。

テスト用紙はパズルのように粉々でした。

なのに先生は明日までにくっつけて直してこいと言いました。

家にも電話を入れられました。

母にもこっ酷く叱られました。

当時

私は塾に通っていたのですが

遅れて行きました。

遅れた理由を塾長に聞かれました。

私はテスト用紙をビリビリに破いて怒られて遅れたと答えました。

そしたら塾長は温かい眼差しで笑ってくれました。

家に帰りセロハンテープでテスト用紙のかけらを繋げていきました。

作業は夜中まで続きました。

母親は私と一緒に作業していましたが

私にもう寝なさいと言い

私は寝ました。

次の朝目を覚ますとしわくちゃになったテスト用紙が机に置いてありました。

その用紙を学校に持って行きました。

その後どうなったか覚えていませんが

私はあの時自分は一人じゃないと思いました。

おしり。